「あの時」のGALILEO GALILEIがやっぱり一番好き
具体的には2012から2014年
アルバムでいうとBaby, It's Cold Outside、PORTAL、See More Glass
自分の経験値や、不安定さ、その時の気持ちとかもろもろで一番マッチしたのかもしれない。
閃光ライオットから始まって、メジャーデビューしたり、メンバーの脱退や、精神の成長、東京のストレス、地元のスタジオ。紆余曲折なんて言葉じゃ収まらない色々があったろう。
ラストライブに行けなかったのは一生後悔することになるかも。
代わりの思い出といってはなんだが、当時大学生でラストライブの現場近くのパスタ屋でアルバイトしていた。昼過ぎから夜に店を閉めるまで働いて、閉店数時間前の夜、尾崎雄貴さんと佐孝仁司さんがお疲れの様子で来店してきた。声を大にしてファンですと言いたかったが、疲れた客人に私事を挟んで声をかける無作法は持ち合わせていなかった。ただ店員として、接客した。
この行動に後悔はない。
スワン、バナナフィッシュの浜辺と黒い虹、夢に唄えば、imaginary friends
大好きな曲でひとつひとつに想いが詰まってる。
当時は曲調とかなんとなくの雰囲気で好きだったけど、だんだん解像度が上がってこの感情のあれこれも分かるようになって、尾崎さんもここを通って来たんだなって嬉しくなったり、虚しくもなったりする。
学校に行く朝の電車の反対乗って海辺に向かって、好きな本をただ読んだり。どうしてもダメだってときに海外から取り寄せた薬を使ったり、バナナフィッシュは二度とみたくないかも、って。aimerさんもここで知って、そこから聞くようになった。ありがとう。
いつか自分も、昔の自分みたいなやつに向けた何かを作りたいなと思う。
今まで自分が見つけた、もらったものたちを集めて形にして。